妊娠中にインフルエンザに感染すると重症化することがあるため，妊娠中の全期間でワクチン接種が勧められています。

妊娠していない人と比べて、妊娠中はインフルエンザに罹患した際に重症化しやすいとされています。さらに妊娠中にインフルエンザに罹患することで，自然流産，早産，低出生体重児，small for gestational age，胎児死亡が増加するとされています。

妊婦さんや産後の褥婦さんにインフルエンザワクチンを接種することにより，生後 6 か月まで児のインフルエンザ罹患率を減少させるとされています。妊娠中にインフルエンザワクチンを接種することで、妊婦さん自身だけでなく，あかちゃんにも免疫がつき、出生後のインフルエンザ罹患リスクを下げることが期待されています。

インフルエンザワクチンの効果は，接種後約 2 週間後から約 5 か月とされています。日本での流行は通常，1 月上旬から 3 月上旬が中心であり，ワクチン接種時期は 10～12 月中旬が理想とされていますが、2023年はすでに流行が始まっておりますので、早めの接種をオススメします。

2023年度インフルエンザワクチン接種の予約は，お電話もしくはインターネットよりお申し込みください。

＊在庫がなくなり次第終了となります。