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妊娠初期の注意点

出血

妊娠初期はいろいろな理由で出血が起こることがあります。子宮外妊娠を疑われている場合を除き、出血に対する治療法は安静のみです。生理2日目以上の出血や持続する腹痛がなければ、基本的に夜間・休日に救急外来を受診する必要はありません。出血がある場合は予約外でも診察しますので、クリニックの診療日に受診してください。

つわり

8割の妊婦さんがつわりを経験し、妊娠14週頃までに半数の方が改善します。つわりのときは、食べられるものを少量ずつ、数回にわけて食べましょう。においのない冷たいものが食べやすいことが多いです。生姜やビタミンB6がつわりの予防・軽減に良いともいわれています。また、胎児は小さく栄養もそれほど必要ないので栄養バランスを気にする必要はありません。嘔吐を繰り返す、水分がとれない、体重減少が著しいなどの場合は入院や点滴(水分とビタミン)治療が必要になります。なお、休職の診断書や傷病手当支給申請書の発行は検査や治療のために通院した期間のみとなりますのでご了承ください。

食事

積極的にとるとよいもの

葉酸

胎児が成長するための大切な栄養素です。葉酸が有効濃度に達するまでに6週間以上かかるので、妊娠する前から食事やサプリメントから摂取することをお勧めします。

 

 

 

 

鉄分

妊娠中は貧血(血液中の鉄が少ない状態)になりやすいため、食事で鉄分を摂りましょう。鉄は肉・魚・野菜など様々な食材に含まれ、鉄とタンパク質やビタミンCを一緒にとると吸収が良くなります。いろいろな食材を組み合わせて食べましょう

食物繊維

妊娠中は便秘・痔になりやすく、便通をよくしておくことが大切です。
食物繊維は善玉菌(ヨーグルトや味噌など発酵食品に多く含まれる)の餌となって腸の働きを助けます。根菜類やきのこ、海藻など積極的にとりましょう。
*便秘がひどいときには便秘薬を処方いたしますので、受診の際にお伝えください。

ビタミンD

カルシウムと一緒に摂取することで骨を強くするほか、流産の予防や胎盤の形成、妊娠高血圧症候群を予防する働きがあります。ただし、ビタミンDは脂溶性ビタミンで、体内に蓄積されるので、摂取のしすぎには注意してください。

注意が必要なもの

生もの(肉、加工食品)

ナチュラルチーズ、生ハム、肉や魚のパテ、スモークサーモンなどにはリステリア菌がいることがあります。
加熱が不十分な肉には「トキソプラズマ」がいることがあります。赤い肉は食べないようにしましょう。レアステーキ、ローストビーフもやめましょう。肉は十分に加熱し、調理器具はよく洗いましょう。

水銀

マグロやメカジキなど大型回遊魚、金目鯛などの深海魚には、水銀が比較的多く含まれており、赤ちゃんの中枢神経に影響を与える可能性があります。
詳しくはこちら

 
 
ビタミンA

レバーやうなぎに多く含まれる動物性のビタミンAを妊娠初期に過剰に摂りすぎると、赤ちゃんに奇形がおるリスクが高まると推定されています。

カフェイン

妊娠中のカフェインのとり過ぎは赤ちゃんの低体重や流産、早産につながる可能性があるため、飲み過ぎはよくありませんが、どのくらいの量が危険かはよくわかっていません。WHOなどでは1日200-300mg=コーヒーをマグカップ2杯程度まで飲むことは問題ないと言われています。
最近はコンビニエンスストアなどでもカフェインレスのコーヒーの取り扱いが増えてきました。ノンカフェインの飲料でも、甘いものの飲み過ぎや、一つのお茶を大量に飲み続けないよう気をつけましょう。

塩分

塩分のとりすぎは一般的に、高血圧などの原因となる可能性があります。妊娠中は妊娠高血圧症候群のリスクがあがります。
1日の塩分摂取量の目標量は成人女性(妊婦さんも)6.5gまで、成人男性7.5gまでとされています。妊娠を契機に、一日にどれくらいの塩分を摂取しているか、気にしてみてはいかがでしょうか?

ハーブ製品

通常の食事に含まれている程度のハーブであれば、摂取は問題ありませんが、母体や胎児に思わぬ被害を与える可能性があるハーブ製品もあるので、過剰摂取にはご注意ください。
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運動

もともと運動の習慣がある方は、妊娠を理由に中止する必要はないと言われています。
体調がよければ妊娠中のどの時期でも運動は問題ありません。マタニティヨガやマタニティスイミングを始めるときは、診断書が必要な場合もあるため、医師に相談してください。
ウォーキングや水泳、ヨガ、エアロビクス、ピラティスなどが妊娠中によいと言われています。 球技・ボクシング・レスリング・スケート・スキューバダイング・など、接触・転倒・けがの危険があるスポーツは、妊娠中は好ましくありません。

自転車

自転車は転倒に十分注意しましょう。雨や風の強い日は避け、おなかが大きくなり、バランスがとりにくくなったらやめましょう
*妊娠後期は歩いているだけで転倒する方もいらっしゃいます。

感染対策

基本的な感染対策(手洗い、うがい、三密をなるべく避けるなど)を続けましょう。

仕事

妊娠の経過は人それぞれです。他の妊婦さんがたくさん働いているようにみえても、ご自身の体調を第一にして無理なく働きましょう。
医師が診察し、作業の制限や休業が必要と判断した場合は、母性健康管理指導連絡カード等を発行してます。

旅行

妊娠中は妊婦健診で正常であっても急に変化が起こることがあり、旅先で受診や入院が必要になることもあります。そのため、当院では妊娠中の遠出はおすすめしていません。
やむを得ずでかける際は、必ず母子手帳や保険証を携帯しましょう。
妊娠中は血栓ができやすくなっているので、長時間の移動時には水分をよくとり、脚をよくうごかすようにしましょう。

喫煙・受動喫煙

妊娠中の喫煙は早産・低出生体重児の出産・胎児異常や乳幼児突然死症候群のリスクがあります。また、受動喫煙も早産・低体重児のリスク因子となりますのでご夫婦で注意してください。

妊娠中、胎児に影響のない薬はたくさんありますので、過度に神経質になる必要はありません。風邪や頭痛、便秘など医師にご相談ください。
※妊娠中は便秘になりやすくなるので早めにご相談ください。

流産の可能性を指摘された場合

妊娠経過が受納である場合もあるため、確定診断(数週間心拍が確認できない)までは、薬・アルコールなどの摂取、喫煙はお控えください。

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