妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しない場合、不妊となります。この「一定期間」については、昔は２年とされていましたが、最近では1年と考えられるようになりました。

女性側が排卵ができていなかったり、子宮内膜症を合併していたり、過去に骨盤腹膜炎などにかかったことがあると妊娠しにくいことが分かっています。このような場合は、１年たたずとも「不妊かもしれない」と考えて検査や治療に踏み切った方が良いこともあります。

また、男性も女性も、ともに加齢により妊娠が起こりにくくなることが知られています。

不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、妊娠を考える年齢が近年上昇傾向にあるため、この割合はもっと高いとも言われています。

子供ができない、という場合には一度、ご相談ください。

当院の一般不妊外来について、詳細はこちら。