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性器クラミジア感染症と診断された方へ

クラミジア感染症とは

女性がかかる性感染症(性交渉によって感染する病気)の中で最も多い感染症です。「クラミジア・トラコマティス」という病原菌が性器や直腸、のどなどに感染することによって症状が起こります。クラミジアの潜伏期間は1〜3週間とされており、その半数は無症状とも言われています。そのため無症状のまま他の人に感染させてしまっている可能性もあります。治療せずに放置すると、子宮や卵巣にまで炎症が広がり、不妊の原因になることがあります。進行すると上腹部痛を伴うこともあります。

治療法

① ジスロマック250mgを1度に4錠、内服します。
② クラリス錠200 200mgを1日2回 朝夕 7日間内服します。

注意事項

□抗生剤の内服をしてから3週間後以降に治療できているか確認するために検査を受けるようにしましょう。検査結果は1週間ほどででます。薬への耐性を持った細菌のことを薬剤耐性菌といいます。近年この耐性菌が増えているので、必ず治っているかどうか確認することをお勧めしています。

□パートナーさんも感染している可能性があります。近隣の医療機関を受診して、検査をするように伝えましょう。当院でも男性の検査・治療は可能です。

□抗生剤内服後、再検査で陰性が確認できるまでは性交渉を控えましょう。治療中の性交渉で新たな感染を起こしてしまう可能性があります。特定のパートナーがいる方は、相手の検査で陰性が確認できるか、治療が終了するまで性交渉を控えましょう。お互いの治療が終了する前に性交渉をすると、ピンポン感染をしてしまう原因となります。

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