つわりがひどい(悪阻)
妊娠初期の、嘔気や食欲不振などの症状をつわりといいます。
8割の妊婦さんがつわりを経験し、妊娠14週頃までに半数の方が改善します。症状の程度は人それぞれですが、胸焼けや消化不良、ガスがたまった感じがすることで、気分が悪くなり、食事がとれなくなることもあります。
つわりのときは、食べられるものを少量ずつ、数回にわけて食べましょう。においのない冷たいものが食べやすいことが多いです。生姜やビタミンB6がつわりの予防・軽減に良いともいわれています。
また、胎児は小さく栄養もそれほど必要ないので栄養バランスを気にする必要はありません。つわりの症状を根本的に治すことはできませんが、脱水症状が強い場合には点滴をしたほうがよいこともありますので、ひどい場合はご相談ください。嘔吐を繰り返す、水分がとれない、体重減少が著しいなどの場合は入院や点滴(水分とビタミン)治療が必要になります。
なお、休職の診断書や傷病手当支給申請書の発行は検査や治療のために通院した期間のみとなりますのでご了承ください。